わたしを取り戻す小さな旅・・・
「自分なんて…」「わたしには無理かも」
そんなふうに、自分自身を否定してしまうこと、あなたにもありませんか?
実は、自己肯定感が低いと、恋愛・仕事・人間関係のあらゆる場面で、「わたしはダメだ」と感じてしまうのです。
そのため、せっかくのチャンスを逃してしまうことも少なくありません。
しかし、安心してください。自己肯定感はあとから“育て直す”ことができます。
そして、その心強いサポートとなるのが、ヒプノセラピー(催眠療法)です。
なぜ、自己肯定感は低くなってしまうのか?
そもそも、自己肯定感は生まれ持ったものではありません。
むしろ、育った環境や経験によって形成されるものなのです。
たとえば、次のような経験はありませんか?
- 親から十分に愛された実感がなかった
- 学校で失敗ばかりを指摘されていた
- パートナーや上司から否定的な言葉を繰り返し言われた
このような体験は、少しずつ心に染み込み、やがて「私は価値がない」といった無意識の思い込みを作ってしまいます。
つまり、表面上は平気なフリをしていても、心の奥ではずっと自分を責め続けてしまうのです。
そこで、ヒプノセラピーの出番です
ヒプノセラピーは、深いリラクゼーション状態の中で、潜在意識にアクセスするセラピーです。
そのため、頭では気づけなかった過去の記憶や思い込みを、やさしく見つけていくことができます。
しかも、ただ思い出すだけではありません。
その記憶に対して、新しい視点を与えたり、癒しのプロセスを経ることで、心の書き換えが起こるのです。
実際の体験談:小さな私に“ただ味方になる”セラピー
たとえば、37歳のHさんの体験はとても象徴的です。
Hさんは、「頑張らないと愛されない」と思い込んでいました。
実際、何事も完璧にこなそうとしすぎて疲れ果てていたそうです。
しかし、ヒプノセラピーのセッションでたどり着いたのは、5歳の頃の記憶。
ある夕暮れ時、母親に話しかけても反応してもらえなかった寂しい瞬間でした。
その場面に入り込みながら、大人の自分が小さな自分にこう声をかけたのです。
「ひとりじゃないよ。ちゃんと見てるよ」
すると、小さなHさんは、ふわっと笑った気がしたそうです。
この瞬間、彼女の中で何かが変わったといいます。
それ以来、彼女は「できない自分」にも優しい目を向けられるようになりました。
そして、「私は私でいいんだ」と、少しずつ思えるようになったのです。
なぜヒプノセラピーで自己肯定感が育つのか?
通常、私たちは「自信を持たなきゃ」と頭で考えても、なかなか感情は変わりません。
しかし、ヒプノセラピーでは、潜在意識レベルで“感じ方”を変えることができるのです。
たとえば、こんな変化が期待できます:
- 過去の心の傷に意味づけを与えて癒す
- 「できなくても大丈夫」と思えるようになる
- 人の評価に振り回されなくなる
- 自分らしさに自信を持てる
つまり、自己肯定感は「頑張って手に入れるもの」ではなく、深いところから“思い出すもの”なのです。
まとめ|自分を受け入れると、人生が動き出す
このように、ヒプノセラピーは、あなたがあなた自身と仲直りするためのセラピーです。
もちろん、1回のセッションですべてが変わるわけではありません。
ですが、小さな変化の積み重ねが、やがて大きな自己受容へとつながっていくのです。
だからこそ、今のあなたがどんな状態であっても大丈夫。
「もう一度、自分を信じてみよう」という気持ちが芽生えたなら、ヒプノセラピーはきっと力になってくれるはずです。
「わたしなんか」から、「わたしだから、いい」へ。
その旅路を、一歩ずつ始めてみませんか?