なぜだろう、また自分を責めてる…。
ほんの些細なミス。
なのに「なんでこんなこともできないの?」
そんな言葉を、自分自身に投げつけていた――。
頭ではわかってる。
誰だって完璧じゃないし、失敗は学びだって。
でも、心はついてこない。
気づけば、いつも自分を責めてしまう。
そして、どんどん自信を失っていく…。
もしかしたら、それは「あなたのせい」じゃないかもしれません。
小さなあなたが、まだ泣いているかもしれない
この自己否定のクセ。
実は、インナーチャイルド――心の中の幼い自分が関係していることがあります。
たとえば、幼いころに
「ちゃんとしなさい」
「そんなことで泣かないの」
「ダメでしょ!」と繰り返し言われていたら…。
子どもは「ありのままの自分では愛されない」と信じ込みます。
「自分を責める声」は、愛されたかった証拠
自己否定って、とてもつらいもの。
でも実は、それは“心の奥の叫び”なんです。
「ちゃんとできたら、愛されるよね?」
「失敗しなければ、怒られないよね?」
――そんなふうに、インナーチャイルドが必死に頑張っているんです。
あなたの中の小さなあなたは、
ずっと気づいてほしくて、
ずっと受け入れてほしくて、
でも伝え方がわからなくて、自己否定という形で泣いているのかもしれません。
否定しないで、「話を聴いて」あげてください
癒しの第一歩は、「責めないこと」。
そして、そっと耳を傾けること。
「どうしてそんなに苦しかったの?」
「本当は、どうしたかったの?」
そう語りかけるだけで、心の奥のインナーチャイルドは安心しはじめます。
すぐにすべては癒せないかもしれません。
でも、ほんの少しずつ、あなたは変わっていけるんです。
ヒプノセラピーで出会う、“本当の自分”
もっと深くインナーチャイルドと向き合いたいときは、
**ヒプノセラピー(催眠療法)**がとても助けになります。
催眠状態の中で、あなたの中の“傷ついた小さな自分”と再会し、
そっと抱きしめ、言葉を交わすことができます。
その体験は、とても温かく、涙があふれるほどやさしいものです。
そして終わったあと、なぜか心が軽くなっていることに気づくでしょう。
自己否定の先にある、「ほんとうの私」へ
ずっと責めてばかりいた自分。
だけど、そんな自分さえ、守ろうとしてくれていた――。
そのことに気づいたとき、
あなたの中にある“自己否定の声”は、
少しずつ、やわらいでいきます。
そして、やがてこんな声に変わっていくんです。
「だいじょうぶ、よくがんばってきたね」
「そのままのあなたで、愛されていいんだよ」
――あなたもきっと、癒されていけます🍀